その日は突然やってくる 第6章 ~は?意味分かんないんだけど?それって不当解雇じゃね?~ 忍者ブログ
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まだ続いています。
孤独な不当解雇の戦い。

先日、フジカワにメールで
・アイカワは会社に来ているのか
・面接時に契約書や就業規則など書いた紙を貰ったか
・面接時に試用期間中に適性がない場合不採用となると言う説明があったか
以上3点を聞いたら、返ってきた返事が、

「聞いてどうするつもりですか?」

カッチーーーーーン!!

言ってくれるじゃねぇの、フジカワ!!


※前回のあらすじ※
クワジマからいきなりの不採用宣言。
「そんな話聞いてねぇぞ!」「でもそうですから」

労働監督署に向かいます。
労働監督署に向かう前にある程度の知識は必要だろうと思い、図書館で関連書籍を読み漁り、必要そうなところをコピー。
読めば読むほど向こうの対応はおかしい。
頭の中で時系列を整理し、いざ相談コーナーへ。

信 (時系列を紙に書きつつ、コピーした紙を見ながら)「この日に面接受けて最初の仕事がこの日でさっきいきなり電話で不採用って」
相談員(以下相) 「うん。お嬢チャンの言ってる事であってるね。よく調べたね」
信 「腹が立ったんで」

相談員のオッちゃんが言うにはまず会社側の人間がしっかりしていない。知識がなさ過ぎる。普通なら出すべき書類を出してないのは違法。
でも、それを確認しなかったこちら側にも問題がある。

相 「給料明細ある?」
信 「それが無くしちゃって。でも通帳の方には『給料』って名目で入ってますよ」
相 「あ、ホントだね」

その後も色々相談しつつ、
・限りなくブラックに近いグレーな会社。
・解雇予告手当を貰う事はできるが、おそらく会社側は言い逃れをする。
・とりあえず次の働いた分のお金が入るのを待ってみる。入らなかったら給料未払いの請求をする。

と、言う結論に至る。

相 「納棺師って死体を扱うんでしょ?まだ若いのになんでこの仕事選んだの?」
信 「祖母の葬式の時、納棺師の方が来てくれたんですけどその時、何故かものすごい怖くって」

中学の時、祖母が死んだ。
大嫌いだったので悲しくもなかったけど立合いで湯灌をした。
その後は納棺師の方が処理をしてくれたのだけど、ドア越しに聞こえた爪を切る音がものすごく怖かった。
怖いのは何をしているのか知らないから。
そう思ったからやってみようと思った。

相 「死体怖くないの?」
信 「全然平気です。綺麗なご遺体ばかりでした」

死体は怖くない。
ホントに眠ってるみたいだった。
もちろん状態の悪いご遺体もあったけど、それはその人が頑張った証拠だと思った。

信 「・・・初めて自発的にやってみたいと思った仕事だったんですけどねぇ」

ちゃんと覚えて、ご遺体とも残された人とも向き合って「ありがとう」って言ってもらえるようになればいいなって思ってた。

相 「とりあえず次の振込があるまで待ってみよう。そこからは解雇予告手当の請求するかは決めればいいんじゃない?」
信 「そうですね。ありがとうございます」


残り働いた分の給料は振り込まれた。
解雇予告手当を貰うかどうかはまだ決め兼ねてる。

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信天翁
物作ったり、時々売ったり。
人になりきれてません。
ゴス王子とパンク王子。
メンタル弱めで憑かれやすいそう。
鬱と婦人病と長年お友達。
普通のお友達も欲しいです。


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