その日は突然やってくる 第4章 ~は?意味分かんないんだけど?それって不当解雇じゃね?~ 忍者ブログ
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簡単な登場人物(すべて仮名)
・信天翁(自分) 
・アイカワ(女性) 面接をした人。コスメ(死化粧)専門
・クワジマ(女性) ベテラン納棺師。湯灌、着付け、コスメまでOK。
・タカス(女性) 同上。髪の毛黒いのに眉毛だけ何故かライトブラウン。
・フジカワ(男性) 同時期くらいに面接受けた人。けどこっちの方が経験豊富。

仕事の連絡を教えてもらえなくなったので、頼りの綱のフジカワに「明日の仕事の予定ってどうなってます?」とメールを送ると

「信天翁さんは休みのようです。今後どうなっていくのか分かりませんが。」

・・・?
とりあえず自分は休みらしい。
その時は「人手が足りているのだろう」と楽観視していた。

が、その後も仕事の連絡は全く来ない。
時々フジカワにメールで尋ねてみるが「俺もよくわかんない」と頼りない返事。

仕方がないのでアイカワの電話にかけてみるも、留守電。
「着歴残るから折り返しあるだろう」と思ってた。
が、3日経っても連絡はない。
もう一度かけてもまた留守電。
同じように折り返しの電話はない。

派遣に登録していたのでその間は派遣で働いてた。(今もだけど)

ある日、フジカワからTEL。
信 「うぃーっす。久しぶり」
フ 「うん。久しぶり」
信 「あんさ、どうなってんの?アイカワさんから一切連絡ないんだけど
?」
フ 「え?マジで?この間『連絡しないとねぇ』って言ってたけど」
信 「きてねーよ。TELしても留守電で折り返しもねぇし」
フ 「それだけど、その電話もうアイカワさんのじゃなくって会社の電話なんだよ」
信 「・・・はぁ?!」
フ 「でも着歴は残るはずだから解ってるはずなんだけど・・・」
信 「つーか、自分もういらねって事?」
フ 「うーん。・・・今他の仕事してる?」
信 「派遣にいっとるわ。今も給料受け取り待ちじゃ」
フ 「信天翁さんは今もこの仕事、やりたい?」
信 「・・・自分が自発的にやりたいと思った仕事だからな」
フ 「そっか。でも、たぶん諦めたほうがいいよ。今戻ってきても多分周りと上手くやってけないでしょ」
信 「そりゃ不信感で一杯だからな」

そんな事をだらだら話して

信 「お前に非があるわけじゃないのになんか当たって悪い・・・。とりあえずアイカワさんに信天翁が連絡を待ってますって伝えといて」
フ 「わかった。じゃあまた」
信 「うぃー。また」

これが10月3日の事。
未だアイカワから連絡はない。

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信天翁
物作ったり、時々売ったり。
人になりきれてません。
ゴス王子とパンク王子。
メンタル弱めで憑かれやすいそう。
鬱と婦人病と長年お友達。
普通のお友達も欲しいです。


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